山梨 兜山

今回兜山は11月23日と26日と連続してのツアーの為、まとめて書かせて頂きます。

日程  ①2016年11月23日
     ②2016年11月26日

コース 兜山登山口~岩場にて兜山~駐車場~兜山登山口

①11月23日分

祭日の割には比較的中央高速も順調で、ほぼ予定通りの時間に登山口に到着できました。
少し林道を歩き、岩場コースとの分岐から、余りはっきりしない登山道の急登を約30分弱登ると尾根上の広い所に到着。ここで簡易ハーネスとロープを張っての架け替えの練習をしましたが、皆さん各登り隊の経験者が多く、とてもスムーズに講習ができました。
その後、実際の鎖場で架け替えを実践してもらいました。ロープは比較的細いため、架け替えもやりやすいのですが、実際の鎖は太いため、やり難くく少し苦労しているお客様もいたようです。写真は少し見難いですが、右に鎖があります。

その後尾根に上がり、更に10分ほどで兜山の頂上に到着。取り合えず道標をパチリ。

展望台にも一応景色など見に行って、落ち葉たっぷりの登山道を駐車場方面に下山。この駐車場にはトイレがあるのですが、かなり前から使用不可となっています。(早く直して頂けないか?)
更に岩場コースの登山口に戻り(これで1周した事になります)、バスミートしてもらう道路まで行き無事終了です。

②11月26日分

前回と全く同じコースのツアーです。
このツアーの目的は、最終会が中央アルプスの木曽駒から宝剣・空木岳の縦走、もしくは越百山から南駒ヶ岳などの縦走なので、総合力が必要となります。

今回はその為の1回目として、岩場の通過技術の訓練です。
前日の25日には、関東に54年振りという11月としては珍しい降雪があり、会社からも簡易アイゼンの携帯をお客様にもお願いしましたが、幸い登山道にはほとんど雪は残っておらず助かりました。
コースや講習内容は前回と同じです。ただ、前回は少しお客様の人数が少なかったので、短い距離でしたが少しだけ鎖場の降りも練習しましたが、今回は人数が多く、時間的余裕がないので降りはできませんでした。でも、少しでも沢山架け替えの練習をして頂きたいので、前回はただ歩いて尾根に登って頂いた所にロープを更に張って、架け替えの練習回数が増えるように工夫しました。

頂上経由で展望台へ。今日は前回よりは視界が良く、少し遠い山も見る事ができました。

ここで大ボケをやってしまいました。(^:^;  写真には写っていませんが、右端に少しだけ白い頭を出した山があり、何とこの山を北岳ではないかと言ってしまいました。でもこれは富士山でした。自分の名前の山も間違えるとはトホホ(>_<)
※言い訳
実は中央高速から見えた富士山の頂上は真白で、展望台から見えた富士山は少し黒く、また雲で一部しか見えなかったので、北岳の一部に似ていたんですよ。

まあ気を取り直してピークに戻ると、お客様が教えてくれた木が可愛かったので1枚思わず撮って見ました。

その後は前回同様に順調に、登山口に戻る事ができました。

※まとめての感想
この中央アルプス登り隊のお客様は、ほとんどが槍・剣などの登り隊の経験者なので、さすがにレベルは高かったと思います。但し各登り隊の最終会を終えて、少し時間が空いてしまうと、体力は直ぐに落ちてしまいます。
特に、この中央アルプス登り隊の最終会のコースは、岩場の技術同様に体力が大変必要なコースなので、しっかり体力も付けていく事をお勧めします。
そうは言っても、私の感じた所では良く解かっている方がほとんどなので、余り心配はしていませんが・・・(^:^)
私はしばらく他のツアーの方に派遣されるようですが、雪の季節が終わればまた戻って来るかと思いますので、その時は宜しくお願いします。