日光白根山

日程  2016年09月24日(土)
ルート 丸沼高原山頂駅~大日如来~白根山のピストン

またまた天気予報はイマイチの中、日光白根山に行って来ました。この山は横浜からは時間がかかり、更にロープウェイの最終時間の制約があり、ツアーの中では中々難易度が高いと言われています。
おまけに今回は渋滞に捕まってしまい、バスの車中で、ある程度のスピードで歩かないと頂上は難しいと説明しておきました。

結局、歩き出したのは12:00位と、登山開始時間としてはとても遅く(私の計算では11:00には出発予定)、ロープウェイの最終時間となる16:30までに許された時間は4:30。さてさて頂上にたどりつけるのでしょうか?(^_^;)

スタートからの30分は、お客様の調子や実力を確認するため少し早めで歩きました。すると、皆さん遅れる事なくついてきます。これならばと、急登になってもある程度のスピードを保ち、休憩も1回に5分程度としましたが、出発時間が遅いため、どうしても下山する登山者とのすれ違いでロスが出ます。

森林限界を超えた辺りで本来なら下山開始時間で、一時は頂上を諦めかけたのですが、ここまでの皆さんの体力・スピード・気力を考えると、行けるかもしれないと思い、更にスピードアップ。
稜線で3名、白根山奥社で6名がここで十分という事でしたが、残りのお客様11名と一緒に頂上に登る事ができました。
何も見えないので道標のみです。

写真を撮ったら即、待機して頂いたお客様の所に戻り、少し下り方のレクチャをして下山開始です。
今回は平均年齢も若く、またくベテランの方はかなりの経験者だったので、私の睨んだとおり1:40で山頂駅に到着でき、少し余裕を持って写真のロープウェイに乗車できました。ヤッタ~(^:^)

参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。記録的には往復で4:00と、一般のコースタイムとほぼ同じです。コースタイムは休憩時間は含まれていませんし、20名のツアーという事を考慮すると、素晴らしいタイムだったと思います。
特に森林限界から稜線までの急登は、恐らく私がお客様をお連れした中で、最速だったと思います。皆さんご立派です。(@_@)
ただ悔やまれるのは、後30分早バスが到着できれば、全員登頂できたのではないかと思い、とても残念です。

帰りのバスの車中で話しましたが、これほど体力があるのですから、基本の登山技術を身に付け、安全で楽しい山に沢山行ってください。またお会い出来る事を楽しみにしています。

槍ヶ岳に登り隊 最終会 槍ヶ岳

日程  2016年09月17日(土)~20日(火)
ルート 上高地~横尾~槍沢~槍ヶ岳へのピストン

槍ヶ岳に登り隊の最終回で、槍ヶ岳にチャレンジしてきました。
結論から言えば、槍ヶ岳山荘まで到着しながら(頂上まで標高100m)、残念ながら頂上には行けませんでした。お客様には大変申し訳なく思っています。

17日(土)
自然食等を大切にする現地ガイドのH氏と松本駅で合流。以降ガイド2名、添乗員1名の3名のスタッフで槍ヶ岳を目指します。
上高地に到着後、今日の宿泊場所の横尾山荘を目指します。横尾山荘は実に綺麗な山荘で、食事も美味しく、明日は頑張れるような気がしました。


18日(日)
今日が一番の頑張り所。標高差1560mの登りで、予定行動時間は8時間。横尾山荘を5:00に出発。途中ババ平に道標がありますが、この後5kmが意外と遠かったです。

大曲沢は増水のため渡渉が難く、私達はクリアしましたが、やや遅い時間に来た他のツアーはさらに渡渉困難となったようで、ここで敗退したそうです。
その後坊主岩小屋から槍ヶ岳山荘までは、あと何mと岩に書かれていますが、この間が一番厳しかった様です。それでも、今回のお客様はさすが登り隊、辛かったと言いいながらも12:30(7時間30分)で槍ヶ岳山荘に到着できました。
本来ならこのまま登頂を目指すのですが、1日中雨の中の行動で疲れもあり、風雨も強いため、明日に期待して今日の登頂は断念しました。小屋はかなりの混雑で、特に乾燥室はいくらストーブがあっても追いつかず、廊下のストーブの周りが一番の乾燥室状態でした。


19日(月)
朝食後、私1人で偵察のため出発。雨風共非常に強く、お客様を連れては危険と判断して中止を決めました。お客様にとっては長年の夢なので、できれば頂上に立たせてあげたいという気持ちと、安全との狭間で、私自身とても辛く苦渋の選択でした。本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m

小屋からは、涸沢方面の登山道が通行止めになり登山者が下山できない、槍沢も一部崩壊したため増水を含み下山に苦労する、などの情報が伝えられ、7:00には下山開始しました。途中、本来は無い滝などがあちらこちらにでき、見る分には良いですが、下山に関しては不安一杯です。

でも下山途中ではナナカマドの紅葉も始まっており、雨に濡れとても綺麗でした。

11:00には槍沢ロッジに到着。長い長い残念会に突入です。この天気のせいでしょうか、宿泊客は私達と台湾の方2名で、何と計16名のみでした。


20日(火)
Hガイドの快調なペースと添乗員さんの勘のおかげでしょうか?予定時間より大幅に早く上高地に到着。少しの自由時間後、入浴施設にてノンビリしていたら、そこの係の方から呼び出しがあり、台風のため本来乗るはずの電車が運休になり、1時間後の電車が本日の最終電車との事。さあ大変(^0^:
広い風呂場を目立つように洋服を来てお客様をかき集め、急いでバスに乗車。添乗員さんが頑張って、自由席ではありますが何とかあずさに乗る事ができました。(自由席とは言っても松本始発のため全員座れ、指定席と変わりません。)
添乗員さんの勘と手際は本当に素晴らしかったです。
車内では、慌てて買った駅弁と飲み物で今回のツアーの話で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

ご参加の皆様本当にお疲れ様でした。登頂できず本当に申し訳なく思っています。でも、あそこで無理をして怪我でもしたら、もう山に行かれなくなってしまうかもしれません。身体さえ元気なら、また色々な山に行けますし、槍ヶ岳にも再チャレンジできるでしょう。
その時、また御一緒できれば良いなと思っています。本当にお疲れ様でした。また何処かでお会いできる事を楽しみにしています。

山登りはじめ隊 最終会 北アルプス立山(雄山)

日程  2016年09月10日(土)~11日(日)
ルート 1日目 扇沢~室堂(アルペンルート)~雷鳥荘
     2日目 雷鳥荘~一ノ越~雄山~一ノ越~室堂~扇沢

これから山登りを始めるお客様を対象にした、「山登りはじめ隊」という数回に渡るシリーズの最終会として、3003mの立山の雄山に行って来ました。今まで勉強してきた事をしっかり発揮して、皆さん頑張ってましたね(^:^)

天気予報は当初、10日は晴れですが11日が雨の予報でした。前回の谷川の時に晴男を自慢しましたが、もろに雨だったので、今回は願掛けで晴男とは言わず我慢我慢。
週末とあって少し渋滞しましたが、ほぼ予定通りに扇沢に到着できました。写真のように、ロープウェイからは黒部湖がよく見えましたが、室堂では雲が邪魔してあまり視界は良くありません。

ノンビリ1時間弱掛けて、雷鳥山荘に到着です。ここは山小屋というには立派過ぎる小屋で、風呂もあり、食事も豪華でした。
このツアーは小屋泊まりに不慣れなお客様も多いので、企画者も今回色々考えて快適なこの小屋を選んだのだと思います。


翌日は6:00出発。薄曇りとはいえ、結構視界も良く、昨日よりも格段に色々な山々を見る事ができました。後出しジャンケンみたいですが、やっぱ私晴男かも(^:^;

途中で見かけたチングルマも綿毛になっていて、すっかり秋の雰囲気です。

雷鳥荘から1:45ぐらい掛けて一ノ越に到着。途中、ラッキーにも雷鳥にも会う事ができました。
ここからが本格的な登山道で、岩場の通過も結構あります。この登山道、まあ何処でも歩けるといえば歩けるのですが、コースから外れると落石を起こす危険があるので、忠実にルートを探しながら登っていきました。
慎重に1:30ほど掛けて全員登頂です。頂上では、私も初めて500円払って、皆さんでお祓いをしてもらいました。神主さんも色々なお話をしてくださり、いい感じでしたよ。

下山は、登ってくる登山者とのすれ違いで結構時間的ロスがあり、思ったより時間が掛かりました。遊歩道に入ってからは、トロリーバスの時間が迫り、ややスピードをあげてしまい申し訳ありません。でも皆さん頑張ってついて来てくれ、10分前には全員到着できました。ご協力有難うございました
m(__)m

帰りの渋滞は余計でしたが、私的には全員怪我も無く登頂できた事にとても満足しています。有難うございました。山道具を揃えてしまったのですから、この後も沢山、色々な山に行って下さいね。またお会い出来る事を楽しみにしています。

山デザート&ツマミ 『パンの耳スティック』

今回は、究極のコスパのメニューです。
何たって調味料以外の材料費は0円でした。材料にはパンの耳を使うのですが、近所のパン屋さんにフランスパンを買いに行ったら横にパンの耳が置いてあったので、分けて欲しいとお願いしたらタダで頂きました。お菓子の材料にしたいと言ったら、更に奥から大量のパンの耳が出て来て使いきれるか心配なぐらいでした。
(今我が家の冷凍庫にまだ大分残っています。)

作り方はいたって簡単ですので、是非暇がありましたら作ってみて下さい。

(1)材料
パンの耳4~5枚分・マヨネーズ(適)・粉チーズ(適)・砂糖(適)・シナモン(適)

(2)作り方
①パンの耳の白い方を上に向けて、まな板に並べます。
②最初にマヨネーズを適当に塗り、以下、粉チーズ・砂糖・シナモンを振りかけます。
③パンの耳を半分の幅に切って、アルミホイルの上に並べていきます。
④後は、温めて置いたオーブントースターで約2分位焼くだけで完成です。

ポイント
※パンの耳の白い部分が沢山残っているとスティック感がないので、できる範囲で薄くすると美味しいです。
※手間の節約にはシナモンシュガーを使ってもOKですが、別々の方が美味しいかも?
※焼き時間は、自分の目で焼き色を確認しながら焼くと、失敗しないと思います。
※砂糖やシナモンの代わりに、黒コショーやゴマなどにすると、ビールにも合いそうですよ。


松本駅 山里おつまみ弁当

日時 2016年8月10日(水)
場所 松本駅にて購入

最近は諸事情で電車によるツアーも多くなり、松本駅に立ち寄る機会が増えました。松本駅で予定の特急に乗る時間に外食までの時間がなく、駅弁を食べる事もわりとあります。この弁当は9枡に仕切られていて、色々な物が少しずつ食べる事ができます。

各種煮物、炊き込みご飯、卵焼きなどなど。更に、この周辺では地元B級グルメとして定着した山賊焼きも中央にあり、存在感をアピールしています。
山賊焼は、主に鶏肉でニンニクを漬け込んだタレに漬け、油で揚げた物です。わりと安価でボリュームがあり、しかも大変美味しく、北アルプスから降りて来た時は私のお気に入りの1品です。
この山賊焼きも入って価格が850円というのは、お得感満載ではありませんか?
実はこの1週間後、また松本駅に寄ったので購入しようと思ったら、売り切れでした。(;_;)
休日などは売り切れになる事も多いかと思いますが、もし松本駅に行く事があれば1度食べて見ては如何でしょうか?