大山三峰山

日程  2016年05月08日(日)
ルート 清流の館~物見峠との分岐~大山三峰山~不動尻
     ~七沢バス停

「槍ヶ岳に登り隊」というシリーズの2回目で、大山三峰山に行って来ました。
私は、このコースには昨年から色々なシリーズで何度も来ていますが、シリーズの2回目としてはコースが長く、鎖場も沢山あるので、やや難易度は高かったと思います。
物見峠との分岐まではヒルが多いですが、この所の晴れと湿気が少なかったのが良かったのでしょうか、今回は見かけることはありませんでした。
順調に歩き、頂上少し手前のベンチのある所で昼食を済ませてから、簡易チェストハーネスを装着していざ出発です。
写真は簡易チェストハーネスを装着した状態です。(誤解のないように一言。写真のモデルは男性ですから(^:^))

このシステムは一見時間がかかるように見えますが、慣れてしまえば意外に早く、しかも安全に悪場を通過する事ができます。後は、いかにスムーズにこなす事ができるかです。コースの後半は、皆さんかなり上達したと思います。
沢山練習をしながら、あっと言うまに大山三峰の頂上に到着です。

ここからは一部を除き、架け替えよりも三点支持での下り方を練習しました。写真のように中々のルートを降りて行きます。

でも実は、本当に危険なのは多くの鎖場が終わり、急斜面のジグザグの狭い登山道を降りる所です。ここでは過去にも滑落事故が起きていて、お客様には降り方のアドバイスや緊張感を持続するように説明をしました。
ここの通過に1時間半ほどかかり、安全地帯の不動尻に到着したのは17:00。その後やや意味ありげな真っ暗なトンネルを通過して、やっと広沢寺の駐車場に到着です。

本日の行動時間は約8時間。お疲れ様でした。
始めに書きましたが、2回目にしてはややハードなコースだったと思います。でも全員怪我もなく、無事に下山できたのはお客様のご協力のお陰です。
とても感謝しています。有難うございましたm(_ _)m
次回の表尾根も頑張りましょうね。