南アルプス 小仙丈沢の沢登り

日程   2015年8月1日(土)~2日(日)
ルート  1日 広河原~小仙丈沢出合~ビバーク地
      2日 ビバーク地~小仙丈沢カール~2900mのコル~北沢峠

所属山岳会の仲間と表題の沢に行って来ました。2日間とも快晴で、最高の条件の中、3000m級への沢登りをたっぷり楽しむことができ来ました。

1日目
北沢峠行きのバスを野呂川出合で降りて40分ほど歩き、出合に到着。登る沢の全景が見えます。う~ん遠い(^:^;(写真1段目左)。
早速、沢ではいつもやる素麺タイム(写真1段目右)の後に遡行開始です。今日のビバーク予定地にあっという間に到着。まずは今夜のお宿の用意です(写真2段目左)。この物件は北岳が間近に見えるベストポジションです(写真2段目右)。

2日目
翌日も快晴の中を出発。今回、唯一ロープを使用した2つ目の大滝です(写真4段目左)。その後は小滝を楽しみ(写真4段目右)、カールの底に到着。
ここのカールを底から見たのは初めてで、素晴らしい景色でした(写真3段目)。花畑もいっぱいで、チングルマを初め数え切れない種類の花が咲いていました(写真5段目左)。まあ、私はほとんど名前はわかりませんが(^:^)。
カールから長く辛いガレ場を登り、2900mのコルに到着。景色は素晴らしく、花崗岩が白く見える甲斐駒ヶ岳も良く見えます(写真5段目右)。

その後、ピークに何の興味も持たないおっさん組みは、バスの時間があるなど言い訳を考え、厳冬期の仙丈ヶ岳に来ることを条件に若手を押さえ込み、仙丈ヶ岳のピークには行かず、飛ばして下山です。お陰で、コースタイムより30分以上早く北沢峠にく到着。

参加の皆さんお疲れ様でした。今回の混成パーティーは19歳~64歳という幅広い年齢層で(孫と爺さんか???)、面白いパーティーでした。教えた懸垂下降やロープワークしっかり覚えて、次回の山行にいかしてもらえると嬉しいです。