丹沢 背戸の沢左俣の沢登り

日程   2015年7月5日(日)日帰り
場所   戸沢~背戸の沢左俣~書策新道~戸沢

前日、大倉の山岳スポーツセンターで所属山岳会の慰霊祭があり、せっかく丹沢に来ているので翌日沢登りに行くことにしました。天気予報はバッチリ雨。どうせ濡れるんだし、まあ良いかなという感じで入渓です。

今回はそれなりの実力があるメンバーと、今後年老いた私達を連れて行ってくれるだろう若手メンバーがいたので、1人に1人の指導者を付け、ロープワークや沢独特の確保方法を習得してもらうことを目的に遡行しました。

この沢は何回か来ていますが、前日と当日の雨のせいか水流も多く、1グレード上がっていたような気がします。それでも若手は頑張って登っていました。うちの会は、女性でも甘やすことはなく登ってもらいますが全身びっしょりでちょっとだけ可哀想だったかな?(写真上段左)。

遡行しているうちに小雨になり、新緑も綺麗です(写真上段右)。ある程度指導も一段落したので、それからは10m以下の簡単な小さい滝はノーロープで各自のルートファインデングにお任せです(写真下段左)。
書策新道と交差する所で遡行を終了して下山開始。途中、ここの支流にある白竜の滝にこんなに水流が流れているのを初めて見ました(写真下段右)。

書策新道は、昔はそこそこ歩ける道でしたが、現在は廃道になったようで荒れています。一般のハイカーの方には危険と思われますので、注意が必要でしょう。

最近の丹沢名物のヒル君は元気いっぱいで、駐車場で確認すると1人平均3~4匹付いていました(塩でご臨終していただきました)。まあこの時期の沢のうえに雨ですから、仕方ないですよね(^:^;
うちの会では、「ヒルに血を吸われて死んだ奴はいないと」の言葉を信じて、あまり気にしません。色々予防はしていたので、沢靴やスパッツには付きましたが、今回血を吸われた人はいませんでした。

今回、若手メンバーには良い勉強になったと思います。若手から「計画は全部立てます。リードもしますので沢に行きましょう」という後輩がいつになったら出て来るかな???(^:^)