富士山・宝永山

日程   2015年7月23日(木)日帰り
ルート  富士宮新五合目~六合目~第一火口~馬の背~第一火口
      ~第二火口~富士宮新五合目

このシリーズの11回目として宝永山に行って来ました。出発時は小雨で、気温も低めの中での出発です。宝永第一火口に着いた時は、周りはまだほとんどガスの中で、景色が見れないため道標など撮ってみました(写真上段左)。

この気象条件では馬の背の強風は予測できたので、稜線少し手前で私のみ様子を見に行ってみると・・・やっぱ結構な強風じゃん(私の体感では風速20mくらいか?)。今回のお客様は体重の軽い方も多く、とても稜線を歩いていただく訳には行かないと思い、私の判断で宝永山への稜線歩きは断念してもらいました。でもせっかくの強風体験ができるチャンスなので、稜線直下のギリギリの所まで1人づつ来てもらい、強風を身体で感じていただきました。登る際に、風で帽子など飛ばされないようにと注意はしてあったのですが、下山中にやっぱり帽子が飛んで行くのが見えました。

今回は、事前勉強とカンニングペーパーのお陰で、花の名前も「オンダテ」(写真上段右)など、いくつか説明できました(写真下段左は・・・もう忘れました。現地では言えたんですが(^:^;)。
第二火口に着く頃には視界も良くなり、宝永火口全体を見ることができました(写真下段右)。
また第二火口からの自然歩道は、樹林帯でダケカンバも多く、とても雰囲気が良かったです。ここを縦断する村山古道はいつか歩いてみたいなと思いました。

参加の皆さん、お疲れ様でした。私の実力不足で宝永山の登頂ができず、本当に申し訳ないと思っていますが、お客様の安全を考えると正しい決断だと自分では思っています。お許し下さいm(__)m

あとは最終回の燕岳を残すだけとなりました。今までやって来たことに自信を持って体調管理さえ気を付ければ、きっと登頂できると信じています。ぜひ頑張ってください。(^:^)